うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
永遠に七月七日の逢瀬なら年に一度は贅沢な愛
2
もっと見る
-
可不可
一歩づつ春の階段のぼってく 身を焦がす夏まだ先も先
8
もっと見る
-
滝川昌之
火葬待ちほぼ初対面の親類と伯父を偲べば途切れて黙し
23
もっと見る
-
コタロー
本當は樂しきはずの休日も思案に暮れて時は過ぎけり
7
もっと見る
-
コタロー
寒風に耐へて搖れたる水仙花春まで待たず敢へて苦しむ
4
もっと見る
-
コタロー
人に馴れ吠えて喜ぶ飼犬を撫でれば主人戸を開け睨む
6
もっと見る
-
コタロー
古書店へ物賣り行かば此れがまあ良き歌句集に一目で買ひぬ
7
もっと見る
-
つばす
ダイコンを炊きて一晩鍋の中 翌朝暖めその旨さ知る
3
もっと見る
-
コタロー
寒きより外にも出がたしうらうろと頭巡らせ手に物つかず
3
もっと見る
-
ななかまど
薄氷かかとで割りぬ幼き日鋭き音のまた聞きたくて
8
もっと見る
-
夢士
教室に行かねばスマホ使えない電話会社のコマーシャル見ゆ
14
もっと見る
-
みなま
もっと表層かも知れなくてわたしには関係なくてぼたんゆきやね
6
もっと見る
-
cancer
人生の階段のぼっていくわたし踊り場の君をもう追い越した
5
もっと見る
-
cancer
君からの手紙を何度も読み返すずっと前から泣いてた気がする
6
もっと見る
-
cancer
いつかみなわたしのもとを去るのならわたしのものであるうちに死ね
6
もっと見る
-
cancer
弧をかいた爪のひとつに感歎し空も水も血も透かして笑う
2
もっと見る
-
普徳亭大崇
敷島や 日の本の國の もと問はば彦火火出見の 皇となる
8
もっと見る
-
cancer
死にたいも辛いも無理ももう全部大丈夫にする魔法をかけて
5
もっと見る
-
煩悩
勝ち誇っている初夏の草木お前らの血はみどりの粘液だろう
8
もっと見る
-
詠み人知らず
雪あかり夜来の雨の贈りものつむ雪あわ雪嫋やかに舞う
12
もっと見る
