うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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狂い咲き
紅葉葉を 手折りて挿頭せ 思ふどち今宵の宴 覚めやらぬやも
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異常者
幸せな恋であれば と 思います咲かない花を待つわたくしも
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異常者
幾たびも唱えるだろう此れでいい人格障害異常者だから
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舞
父の手が何時か男の子の手と替わりわが子を包む優し手となる
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茂作
古事の記を讀みさし栞する いまはむかしの夢と見えつつ
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び わ
あれこれと家内サンタの役目してハイプレゼントシャツやマフラー
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彫出 画
足とめて青柳町の雑踏で貧窮のあなたを想う日
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秋日好
今さらと思えど未だに萎れない今年のリースの写真を撮って
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秋日好
しんしんと冷えた躰に冬の霧絡みついては剥がれ落ちてく
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うすべに
リースからあっという間の衣替え 町はすっかり初春気分
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横井 信
さっぱりと枝を落として新年をそっと迎える実家の庭木
10
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わかばみち
豊潤な心を持っているのだろう松ぼっくりのツリーくれた人
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海野 冬雪
まどたたき どこへさそうか きたかぜよ まねきにこたえ ふかれあるき
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天野まどか
幕が開き静かに始まる演奏の舞台のような朝焼けの空
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天野まどか
澄みとおる冬の空から斬りつけてくるがごとくに光射しくる
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痴光山
年の瀬の路地に入り来る救急車 音消して発車の気配窺う
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ななかまど
木枯らしに枝ふるわせる山茶花の散るも定めと深き声する
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中康
雪が降る 降り止まぬ雪 深々と更けゆく夜に みかんと炬燵
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異常者
他に非ず花知る人の袖中に香を送りたき吾も孤悲を知る
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異常者
童女の吾を救いし人々の書きたるものや奏でたるもの
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