うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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天野まどか
秋風は静かに校舎を吹き抜けてピアノの音が響く放課後
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うすべに
虹色に横雲そめて昇る月 むかしのひとの歌くちずさむ
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茶色
店頭に金木犀の香りする商品並び秋を焚き染め
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兎桃
来し方に積もりし日数求むれば残れる日々の少なさ思ほゆ
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仙人の弟子
中秋の暑い日差しを浴びた夜うちわ片手に満月仰ぎ
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痴光山
高き樹々より垂るる葛の花誘ひ 秋雨は路に むらさきを溶く
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滝川昌之
灼けてない息子がくれた帽子にも秋陽がやっと色を差す頃
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ななかまど
名月やどんな言葉を並べても例えきれずにただに見詰める
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茶色
観月に建てし離宮はいにしえのゆかしい心時代を超えて
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継海
名月や世界中からアップされ小窓に映る光は我に
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Aquarius
誰一人取り残さない社会からどうぞ私を置き去りにして
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へし切
夏衣ひとへに秋を待つ虫の鳴くなる聲ぞ愛しき夕暮れ
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もとみき
月一度 血圧測定 通ふ医院 何事も無く 今宵も晩酌
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Aquarius
震度６震度７でも被害出て死人出るのは冬の休日
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Aquarius
温暖化地球のマグマ熱せられ沸騰薬缶の蓋弾け飛ぶ
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舞
連なった蜻蛉飛びゆく秋の空人に淋しさ思わせる青
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び わ
敬老の日のお祝いが息子からいろいろの花テーブル飾り
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茂作
思ひ出でて障子開ければ盜人の かしら愛づてふ十五夜の月
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夕夏
ろしあみてふぃりぴんせめるしゅうちゅうかあくいをもってぜんれいしゅうし
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音蔵 雅秀
空気抜く自転車後輪そのままに こげばガタガタ腰を甚振る
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