うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
ただでさえ 視力弱し 目がかゆい 前髪刺さる 思いっきり切った
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葛城
いづれとも決め兼ねつをり春曉と秋の日暮れのいとをかしきを
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桃山
薄紙に衣装結い髪整えてまた来る年の桃の節句に
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桜田 武
北里の春はまだ白亜の世界娘抜き雛祭り除雪で祝う
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桜田 武
教室飛び出し半世紀変わる世に出会うすべてが生き抜く学び舎
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舞
ささやかに夕げに付きしちらし寿司ただそれだけの老い雛祭り
12
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桜田 武
心に残る亡き犬の思い出は帰宅の我を迎えるしぐさ
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みっさん
雨毎に萌黄色へと変はりゆく林を見つつ春を待つかな
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び わ
お隣の奥様長期入院中寂しげに待つ庭の草花
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詠み人知らず
薬飲み 寝てみるものの 浅き夢 疲れがとれず いつも眠たい
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ＫＥＮ
瀬の洗ふ 白き石かな 今朝の月 雪に変はれぬ 雨流る後
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横井 信
ここからはひとりで歩く堤防に緑の芽吹く娘の門出
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武蔵野
疾患を もち注射打つ 感謝する 日本に生まれ 医療を受けて
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詠み人知らず
少しだけ 明日は冒険 ドキドキと 買い物したり 文を出したり
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へし切
面影に 雛の姿をうつし見て 幾夜に通ふ春の夜の夢
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うすべに
ひだまりの猫の細い眼 縁側に雛人形の樟脳かおる
8
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千葉 甫
十余年ぶりに開いたページから記憶には無い写真の落ちる
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あゆか
近頃はカシューナッツにハマっててレーズン混ぜておやつにしてる
5
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うすべに
縁側で杉の香りにまどろめば 掛け念仏の声遠ざかる
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可不可
他の子より風圧うける図体を 父に見せたいか 私
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