うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
へし切
藤の花咲きて散りにき 卯の花は 憂き世の中に盛りなりけり
11
もっと見る
-
千映２
家の前乙女の歩く音だけが薫風抜けて部屋に入りぬ
5
もっと見る
-
千映２
薫風に気分よさげな洗濯物はためくだけで幸せ気分
8
もっと見る
-
音弥
田園の朝を駈け行く俺はあり他に影なく物音もなし
10
もっと見る
-
詠み人知らず
黒い髪 煙草をくゆり 吐く息は 欠伸になりて 瞼が落ちる
3
もっと見る
-
名鈴
朝日なす 目細しき汝が 顔よ 暁の別れ 今は早遠し
10
もっと見る
-
詠み人知らず
カーテンの 隙間から見る 空模様 晴れて日差しが 目に眩しい
6
もっと見る
-
葛城
遠き日に親しみ遊ぶ野や山を幼の眼に又眺めむと
15
もっと見る
-
び わ
頑張って家内料理に精を出す完全でない身体であるに
4
もっと見る
-
舞
遠い日に惚れた女の誕生日桜咲く頃桜散る頃
7
もっと見る
-
灰色猫
得るものはあるんだろうか寝袋とバイクで駆けるとりあえず行く
15
もっと見る
-
灰色猫
神様をそろそろ許してあげようか僕らは大人に成れたんだから
14
もっと見る
-
灰色猫
雑巾を生きてみなさい時々はぎゅっとしぼられ背を正しなさい
17
もっと見る
-
灰色猫
選ばれた神の子だけが知っている禁忌に飼われる家畜だそうな
12
もっと見る
-
灰色猫
ミニチュアの模型に雨を見せてやるいつかひっそり朽ちれるように
12
もっと見る
-
シダ
更衣すみたる人とすれ違ひよの寒さとてくさめをひとつ
7
もっと見る
-
シダ
飛び込みてまた流されて赤蛙ながらへぬ身のさかひなるかは
5
もっと見る
-
シダ
あららぎのいみを知らずやふぢばかまあかば散るこそかの定めなれ
3
もっと見る
-
横井 信
水を張る稲田の裾の里山にやけに達者なウグイスの声
15
もっと見る
-
草木藍
日に焼けし白い日傘を茶染めせば紫となる夏が来ぬかな
7
もっと見る
