うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
恣翁
草の上に落ちて 露帯ぶ瑠璃色の桐の花こそ 手に取りて観め
15
もっと見る
-
横井 信
さざなみの音もかすかに葦原をそよぐ夏風みどりのかおり
11
もっと見る
-
ＫＥＮ
さをとめが 春惜しむ如 さみどりの 風 澪 渡り 畔にさざなみ
13
もっと見る
-
へし切
風そよぐ目には青葉に大漁旗かつを漁船の賑はふ港
10
もっと見る
-
可不可
リモートまでメイク決めて来る子みて 映えない目鼻は映えないな
5
もっと見る
-
空き缶
三日月に明けの明星よりそいて一息をつく日足伸びし日
8
もっと見る
-
トウジさん
フードロス安いと思い検索す 清水舞台とぶ気になれず
3
もっと見る
-
詠み人知らず
心身はイマイチ強で良い波に乗れないままで夏は始まる
3
もっと見る
-
滝川昌之
連休とゆく春送る小糠雨せめて花芽のアジサイに着け
15
もっと見る
-
ななかまど
多くても少なすぎても脇役で苺を包む大福の餡
10
もっと見る
-
河のほとり
さらでだに寝られぬ夜半のさびしさをいかにせよとか月のくまなき
10
もっと見る
-
河のほとり
いと明かき今宵の月に幾里の人やこころを尽くしたるらむ
6
もっと見る
-
河のほとり
めぐり会ふ命うれしき春の世をのどかに照らす清き日のかげ
6
もっと見る
-
河のほとり
あはれてふ言聞かばこそ生きらるれ夜半の梢に風さはぎつつ
7
もっと見る
-
河のほとり
久しくもながむる空か束の間の雲の晴れ間に月を見しより
8
もっと見る
-
谷村思亜
ゼライスのように悲しみふくらみぬ 我が全繊維よ散らばれすぐに
5
もっと見る
-
只野ハル
詠み人にも読む人にもなれぬまま無灯火で夜道行く心地す
4
もっと見る
-
名鈴
あやめより 五色の風ぞ 吹き渡る 掛けし薬玉 家清めけり
10
もっと見る
-
松本直哉
バー越ゆるせつなのせなかしなやかに反りつつとぶや陸上の夏
7
もっと見る
-
御宿川蝉
菖蒲東風吹き藤の花舞ひ去りぬ 代はりて愛でる 黄菖蒲の花
5
もっと見る
