うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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桜田 武
石投げて無心に水切り幼き日今も鮮やか春の川辺に
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桜田 武
運悪ければじっと待つ身の辛さ妻のトイレで用足す長さに
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桃山
その色もその姿をも凌ぐよに八重のベゴニア咲き誇りたり
6
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舞
鉢の子をしばし忘れて酒と風呂微睡み過ごす八十八夜
5
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詠み人知らず
穏やかな 小さな暮らし 花を愛で 時折訪ねる 人に紅茶を作る
5
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夕夏
たちきるとおもいはじめたうたなれどひとりだちなどできずみちなり
5
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び わ
左側異常なしこり訴える退院し後一週過ぎて
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詠み人知らず
家族から 離された私 行く気なし 兄は謝り 守れずにと泣いた
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おわた
ゐたづらな別れも告げぬ山櫻 香を殘しつつただ散るのみか
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横井 信
さわやかな立夏の風は水張り田をすっと横切る小さなトンボ
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はぐれ
君一緒に行ってくれますねいける処まで そう 私の終わりまで
3
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はぐれ
春がきた、霞のなかに世の中がぼんやりとして老いもきた
2
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はぐれ
身につらい氷雨木枯らしがされば和らぐ風に月見て笑う
2
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橘
盛大なイベントなんてなくたって花は変わらずそこに咲いてる
10
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はぐれ
吹く風に春を知る寂しさも常の事だと他人事にして
2
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はぐれ
もくれんのものも言わずに風にちる路上のひとひら闇にまぎれて
6
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草木藍
シンプルな暮らしをしたし 断捨離で余計なものをそぎおとす今日
9
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河のほとり
君なくば問はれていかに答へまし生くるに甲斐のあるかなきかを
8
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河のほとり
藤の花なびく心に折りてこそ君がかざしと見つつ偲ばめ
10
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河のほとり
ほととぎすまだしき頃もこぞ鳴きし軒端の方ぞながめられたる
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