うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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灰色猫
また今日がやってきたならお昼には同じおにぎり買うんだろうか
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灰色猫
心から叫んでみても言の葉は脚色されてしまうのだろう
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柊+
心象のかたわら流る山里の 川辺にふわり咲く合歓の花
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橘
見逃したものもありとか目を瞠り過去の日付を認めて納得
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綴迷停
僕は今明日がとても悔しくてここに留まる意味模索して
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へし切
おもかげを四葩の花に先だてて淡きおもひの恋ひ初めし頃
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詠み人知らず
栗色の 薄き瞳で 見つめられ 大きな目だと 何年たち知る
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音弥
心身の両面にかけた負荷のためやらねばならぬが生きがいともなり
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綴迷停
読み違い読解力のない僕は君の心の綾を見落とし
6
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葛城
顏を見る機會も途切れ今更に文明の利噐に頼る嬉しさ
13
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灰色猫
獣とは家族になれない認めない愛はそんなに弱くはないわ
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灰色猫
この僕を導くのなら海を割り水をワインに変えてみせなよ
6
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桃山
収集所に袋に入れて棄てられたゴミと同じか命複数
7
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名鈴
これまでの 己が境界 広げつつ 心を起こし 生ひ優るべし
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舞
疲れなど知らぬと遊ぶ子どもらの邪気無き声に心洗われ
12
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横井 信
まだ続く梅雨の晴れ間に立ち上がる入道雲にしずむ山なみ
12
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詠み人知らず
枝重し たわわに実る 枇杷の木の 思い出したは 田舎の小道
7
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緒川みるな
鳴り響く いかづちの音 聞きながら 丸屋で呷る 一杯の酒
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緒川みるな
胃カメラを 覗きし女医の 声すなり 「食道がんが見つかりました」
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空き缶
あの人がやはり好きではありました紫陽花だけが誇らしく咲く
7
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