うたの一覧
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千映2
里ごころ出たらあなたが辛いかと写真で我慢の筆まめがいる
4
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薫大将
耳元におでこをくっつけ寝る犬のいびき数えて身じろぎもせず
8
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滝川昌之
葉月果ておまけのような日曜日どうやら明けた台風と夏休み
13
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痴光山
夏休み終えたる朝の公園に 声なき遊具の手摺り光れり
6
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うすべに
伐られても名月までにとたくましく そぼ降る雨につぼみ濡らせて
8
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ななかまど
包みおく愛情のごとひかりして生やつはしの中の粒あん
14
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雨夜
姉羽鶴たかき山越へまひ降りて未生の夢の妹を尋めゆく
3
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仙人の弟子
雨のあと 川沿いの道 ごうごうと とどろく水を 夕凪なだめ
3
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光る君
星空に光織りなすオーロラは大空泳ぐリュウグウノツカイ
1
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光る君
ちはやぶる神在月の出雲の地妻と二人で稲佐の浜に
0
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舞
すれ違う女一夜の空蝉の髪匂いたつ玉響の夢
5
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へし切
風情ある眺めも今は失われ言ふに言はれぬしとど降る雨
13
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天野まどか
露はじくコンクリートの壁固し落書きの文字間違っている
2
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天野まどか
真昼間を虚ろに伸びる国道の果ての果てまで逃げ水を追う
2
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茶色
台風はお伊勢さんを参詣か朔日餅が欲しいあまりに
4
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光る君
連れ合いと残り幾ばく人生を成り行き任せ行けるとこまで
0
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光る君
初デート会って見せたい初浴衣逸る鼓動が下駄の歯音に
5
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茂作
いにしへは都と呼ばれ青丹よし 奈良で迎へる角ある坊主
12
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光る君
君がため身を引くべきと思ひつつ拒む氣持ちが物も覺えず
0
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び わ
音声を文字に変換スマホにて難聴者への貢献多大
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