うたの一覧
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中康
ガラス窓 結露凍みつく 寒き夜別れしひとが 泪ににじむ
3
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桜田 武
雪少なく温暖な日々の北の里体感と暦はまさに立春
5
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桜田 武
米統領様 ウと露に和平お願いほら吹きか度胸ある政治家か
1
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桜田 武
桜田家へもらわれ二週間コトとう名をもらい主優しく嬉しいニャ
4
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舞
惚れたまま別れた人のマニュキュアの琥珀の色の火酒の酔いかな
6
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びわ
桜草五枚の花弁美しく赤と紫淑やかに咲き
3
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彫出 画
悔しさは骨になるまで消え去らず 親を選べぬ運命を恨む
1
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茂作
うつふしに若者たちの立ならび 耳かたむけるスタートの音
10
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笹舟
涙雨注ぐ夜空は波に荒れ 淡き星など泡と溶けゆく
5
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横井 信
立春の風に吹かれて田園の枯れた景色に湿った香り
8
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敦希
寒の雨ドアノブに手を伸ばしかけ 鍵失くしひとり這い戻る道
5
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恣翁
朔風を避けて 俯く足早の顔に ポツリと風花とまる
10
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Aquarius
物心ついた頃には既にもう それを今更どうこう言うの
2
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わかばみち
佳き日かな探してた本が二冊も図書館の棚で瞬いてた
4
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兎桃
節分会歳の数だけ豆食らひ身内潜みし鬼遣らふべし
5
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継海
街静か星も見えない追儺の夜空まで跳ねた金の目の月
14
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うすべに
鬼だって休むところは欲しいよね つぼみまだ固い吉野の山に
9
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☆相市 思咲 ☆
返礼にゑー5ランクの焼肉のとどく2月のついたちの日に
2
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☆相市 思咲 ☆
故郷の全て捨て切り帰る家に豆煎らず肉焼きて憩いて
2
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海野 冬雪
やり直しできない人にさかのぼり再び会わせた明け方の夢
4
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