うたの一覧
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東大寺
十八の 風俗嬢の あどけない 笑顔にふと見る 我が娘の影
6
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都季
怖くって歩き出せない今日の日も越えていつかは笑えるように
6
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うにうに
さっちゃんはねさちこなどではもうなくてジェニファーの名で犬をしてます
7
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詠み人知らず
散歩して ふと気づけば そこかしこ 空豆みたいな 雨蛙
1
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諏那布
歯ブラシに歯磨きチューブ1センチ今日もやったか洗顔フォーム
2
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由良
車窓より流れる緑がまぶしくて心の濁り すいっと吹き飛ぶ
7
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メイ美
水たまり ひょいと飛び越え 笑ったら 背中の影が応援してた
0
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宇津つよし
通り雨窓を激しく叩いてる僕がバケツをひっくりかえした
3
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詠み人知らず
青い鳥小鳥かわいい子わたしのために作られてきてほんとに嬉しい
2
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はづき生
デブなこと気にしてるからデブだって自分から言って後で凹むんだ
1
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紫苑
我が教父は肯わねども自らの意志通したしドナーカード持つ
1
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志慧
きっとまた私が悪かったんだろう理由はあまりわからないけど
5
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さる
ここしばし 黙ってばかり わが友よ なにかあったか ひそかにおもふ
4
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銀ねず
カレンダーに書き込む途端うつくしき未来づらして古紙回収日
4
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田中ましろ
生きたいと願う私はその足で死へとまっすぐ突き進んでる
5
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メイ美
まどろみに読みかけの絵本ちらかって 続けてほしい。もっと、ずうっと
0
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さる
建ち並ぶ 住宅街に 現はれし 番のたぬき 見たとの話
2
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田中ましろ
あの雲を東へ流す風がいま背中から吹く 遠くへ行きたい
6
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さる
コクルてふ ことば教へて くれた孫 さっそく使ふ 老ひわが妻に
4
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山本克夫
どことなく混乱のなかにもう一切合切が詩であることとして
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