うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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８月２４日生まれ
この坂を上った先にあるものは幸か不幸か とにかく上る
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みなみぐち
「今日行くよ」２３時５９分間待ちつづけてたわたしおやすみ
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紫苑
午睡覚む夢のあわいに我が額にふれつつ詠を語りしは誰そ
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詠み人知らず
なにひとつ願わなければなにひとつ願わぬものになれたでしょうか
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凍
胸は嫌だけど肩なら貸すからさ 星がきれいだ くよくよすんな
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さる
昔から 二度あることは 三度ある 続く地震に ただオロオロと
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はづき生
なにか、その、うまく言えない、えっと、その、とりあえず言う。くよくよすんな
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綿花
割り切った大人同士と君は言ういつも奇数のわたしの心
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綿花
目覚めたらどんな仕草でおはようを告げたらいいか衿を合わせる
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綿花
会話なく歩いてたって繋ぎ合う指先達は饒舌な午後
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紫苑
ひたすらな蒼にむらさきと乳色を一滴おとす秋のはじまり
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綿花
すっぱいと笑う口唇ぬれていて早生甘夏柑の薄皮をむく
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綿花
いつまでも変わらぬ愛をねだるほど子どもじゃないわだからキチュちて
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薔薇
女なりただ女なり乳房燃ゆ失ってなお鼓動さわがし
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山本克夫
いちごミルクが売り切れだって宇治金時があるじゃないか！くよくよすんな
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山本克夫
こんなところにあったのが夏の鍵で 手にしたらいつのまにか秋
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山本克夫
坂道をくだるいきおい 泣きだした海からの留守電を聞きながら
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山本克夫
わたしが液体であることを忘れて火にかけました 気化したら空
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山本克夫
一斉に泣きはじめた残照のなかに聞こえるサマータイムブルース
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じゆん
とりあえず いちばん肉のとりやすいポジションにつけ 泣くのはあとだ
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