うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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螢子
夏空の一転したる白き雨透けて見えるは水色の空
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じゆん
今日最後話した人を君にしたい 今から誰とも口を利かない
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螢子
布団よりはみ出す手足蚊に刺され目覚めて気付く我の鈍さや
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大河千紋
いひはじむ言の葉枯れたるありし日に葵や葵何ぞ思ひける
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粕春大君
仰向きてただ無言なる落ち蝉の招く空より村雨の降る
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リンダ
いつの日か心の晴れる日が来ると信じてうしろ振り向くなかれ
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リンダ
淋しさをしまったままの吾子の頬 仔猫が寄りて温めている
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じゆん
幸せを人口ぶんだけくれ それと 平和をひとつ 大きなやつを
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リンダ
風うけて膨らむカーテンその中に猫がたたずむ置き物のごと
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リンダ
花のない蓮の葉寄りて猛々し雨の雫を集めて玉に
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ゆら
原爆は正義と信じるあの人に誰か正しく泣いてあげてよ
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ゆら
おはがきに残暑見舞いと書いている「健気なＬＡＭＹ」と名づけたペンで
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只野ハル
何事も無き日連ねてひとり生き知られる事なく朽ちるもよし
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ゆら
ほら泣いて 笑って聞いて 瞬いて あなたはいのち わたしはいのち
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イマイ
壁紙のせいにしている不機嫌を雨降る音で掬いとりたい
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天野
行ってるの？花火大会、奥サンと。明日はメール、きっとしてよね。
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天野
金魚すくい我慢したのよ 君の手に繋がれるため なのに、意気地無し。
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天野
滑らかな書き味ＪＥＴＳＴＲＥＡＭすらすら「明日７時に駅で」
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只野ハル
氷が溶けて薄くなったカルピスがしょっぱくて泣いていたと気付いた
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詠み人知らず
君のため紡いだ歌を天に地に花に絆してゆく鎮魂歌
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