うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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みづ子
反抗期真っ只中の高校生車内でたむろし英単めくる
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さる
午後になり 雲たちこめり 秋空に 連休前の 金曜日けふは
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さる
宅配のピザ温かく届きたり 孫と二人でワイン飲みつつ
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山本克夫
型にはめようとしてくれていいの、もともとが崩れやすいタイプ
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山本克夫
煮物上手なひとがいいならそれでいいし、金輪際煮物はつくらない
1
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山本克夫
アレクサンドリア生まれのアビシニアンがカタカナで餌をねだる
4
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山本克夫
友達と思えるひとが友達と思っていなかったという ありふれた事
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山本克夫
あいにくと嫉妬する激しさも持ち合わせていない 流されるのだろう
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粕春大君
鵲の来たりつ燕の去り行きつ飛蓬のごときわが身なりけり
7
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たんぽぽすずめ。
雪の乗る睫毛で見つむオニキスの目を閉じさせる までの静けさ
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ムラサキセロリ
振るときはあなたから振ってくれますか？こちらから告白しますので。
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羽
雑味なき純水のように生きたくて地図も海図も持たないふたり
15
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詠み人知らず
人生に目覚めたばかりの少年の目をしてきみは空をみている
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詠み人知らず
空ばかりみている君の横に立つ視線をもどしてくれないきみの
3
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たんぽぽすずめ。
恋人の白い吐息を点描のダイヤで残す 雪原の朝
3
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紫苑
すべて身に負う覚悟せし日のありて穏やかならぬみち選びおり
9
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庭鳥
切腹か古銭どちらと迷ったが文銭最中祖母へと送る
3
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庭鳥
空き待ちの個人タクシー連なれり人が少なし新橋の夜
2
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神谷あを
はにかんで見せるレントゲン写真には得体の知れぬ未来が眠る
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佐々一竹
毒舌の上司を根っから憎めないその禿頭ぞ照り返りたる
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