うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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紫苑
紫陽花の一枝咲きたり遅れ来し隅田の花火は寂しかるらむ
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高地えりか
深遠なる青の流れに金きらめく 瑠璃はさながら銀河のごとし
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高地えりか
母親の鏡台に似た匂いとは、きみでなければ通じぬ喩え
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悠々
母泣カセ妻ヲ哭カセテ子ヲナカセ放蕩ノ吾、イッタイドコヘ？
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紫苑
たんぽぽの綿毛をひとつ見つけたり翔べとも念じ丸きままでとも願ふ
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紫苑
「含羞」のひとことに心掴まれぬ訪ひてのちすぐ離りしひとよ
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十六夜
雨音が かき消しそうな 「好きです」に一歩近づく 勇気がほしい
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生レバー
消えたくて たまらなくなる夜だって ごはんを食べて シャワーを浴びる
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下地杏
共通点をいくら括弧でくくっても割り切れないのはＸとＹ
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下地杏
論文のことじゃなくってスライダーズを知ってる私をあなたは誉めた
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詩月恵
いつだって貴女の言葉は温かくわたしを笑顔にしてくれている
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やながわ亜弥。
人生を変える５時間後がそこに今すべきこと 今できること
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詠み人知らず
闇を持つ人の語れる黒きもの病室に満つわれそを憎む
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詠み人知らず
逃げたとてこころの重石なおも在りさらば受けなむ面を上げて
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まき
生きていることに意味など無いのだと斜に構えてタバコをふかす
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まき
ゆっくりと軌道修正して来たよ同じ道またふたり歩こう
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まき
心などなにで量っているのです？ 軽すぎるとか重すぎるとか
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詠み人知らず
昔から恋することをやめないで紡いできたよ先人の歌
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水葉
零れ落つ裾広がらぬ彼の人の亡骸守りて永久に燃えたれ
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詠み人知らず
名前しか知らない人の背景を知らなくていいただ好きなだけ
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