うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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まき
夜空から蜂蜜入りのビスケット降る夢を見る子犬はねむる
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十六夜
あなたから 届いたメールは 優しくて何度も見ては こぼれる涙
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紫苑
静謐を求めつつ聴くチェロの音が響かぬ責めはただ我にあり
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秋ひもの
息絶えた祈りと呪詛の手を重ね 彼らの旅は私が継ごう
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羽
傷ついて膝をかかえる地の果ては虹の生まれる場所かもしれない
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falcon
うすけむり萠葱の袖に消えはつる跡だにもなき思ひはかなし
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falcon
紅の炎に筆を投げ入れて思ひそめにし萠葱の袖に
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かわのふゆき
七人の小人の非常ベルが鳴るキスヲサレルヨキスヲサレルヨ
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falcon
炎立ち紅葉散りかふ筆供養書きにし文は誰がためなりや
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海月琉珠
窓閉じてストーブに火を入れててもひとりの部屋はちゃんと寒くて
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みなみぐち
そう君は決められたくてしかたない責任なんて負いたくないしね
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さる
知らぬなり ひとのこころの うつろひは 信づることの まよひつきせぬ
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詠み人知らず
かなわない夢なんて見たくない人の夢と書いて「儚し」
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詠み人知らず
月よ月その蒼白き三日月の刃で断ちぬ我の封印
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只野ハル
穂村さん選歌一首目に猫の文字あり猫派の人に伝えたくなる
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只野ハル
間違えて配達された日経の歌壇の選者ひとりは穂村さん
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久哲
雨空に光あふれて屋根のない停留場に眠る翼は
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久哲
ケチャップをぺとりとつけた風を着る君は醤油が合うよ たぶんね
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只野ハル
ン十年ぶりのゼロの焦点面白く時計は午前五時を打つ
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やながわ亜弥。
「大丈夫」声に隠した一割の声にデキナイオモイタスケテ
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