うたの一覧
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阿房奈児
五里霧中 迷子になった 君たちが 無事に家路に つきますように
2
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卯月
適切な愛をこの子に贈りたし 私はそうしてもらえなかった
3
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卯月
「子育てに成功した」と自慢する母よ そんなに褒められたいの?
1
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光源氏
夜もすがら契りし人の面影をながむ宿りの月にしのびて
10
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光源氏
こころにもあらで浮き世にながす身のいまひとたびの夜半の月かな
8
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光源氏
なぐさむる言の葉あらば月影の渡らしましやと願ふ露草
8
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光源氏
いづくにぞ身をひとつだに浮舟の老いばみたるはしづかなりけれ
6
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光源氏
春の夜に春の宮にてながむればさかりの花の色ぞゆかしき
8
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さる
夢にみる大発会の値上がりを振袖姿の乙女に頼む
4
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たんぽぽすずめ。
ぼた雪に目覚む椿はラッシュ時の山の手線で微笑む如く
6
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田中ましろ
誰だって眠れぬ夜を超えるたび孤独をひとつ脱ぎ捨てるんだ
5
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まるたまる
何の木に何の木がまた絡まつて荒れた裏庭気の毒なれど
6
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夏川ゆう
抱きしめた過去の時間は冷たくて未来の熱も冷ます勢い
4
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久哲
野の花でいいのに君の戦略的ノーメイクから目が離せない
7
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久哲
もう一度恋をするから宣言をした後、早弁かきこむ乙女
3
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久哲
苦悩する和尚の眉にちょっとだけ止まってみたい冬の蝿です
4
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久哲
得ることで失うものを握り締め角の駄菓子屋に走るよぼくら
5
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*なび*
諦めず 希望を持つのがクリスチャン 年の初めに勇気づけられ
7
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まるたまる
人はなぜ冬眠するのを止めたのか冬はこんなにずっと眠たい
13
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山本克夫
わすれているわけではないのです時にいまがやさしいのです
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