うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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光源氏
山の端の氷新月かすむめりまだ雪消えぬ奥美濃の里
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笑能子
耳目引く言葉携え手薬煉し火達磨となる浅知恵なるか
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まるたまる
古着屋できっと私を待ってたね「あっ」と店主がくれたベレー帽
6
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久哲
聞こえます森をうるおす役目から外れて街に降った足音
9
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薫智
「無」の中に「有」が潜んでまた逆もしかりと背中合わせの真理
9
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じゆん
手作りの雑巾くらい優しくて汚いものが愛だと思う
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薫智
叩かれて鉄が鋼になる位自ら鍛え強くなりたい
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まるたまる
新しく窓を開ければ笑ってる普通に出来る普通じゃないこと
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れん
宮島の真紅くれなゐ恋紅葉夕刻なれば潮が満ちてく
8
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浅草大将
雪のごと積もり積もりてふるさとの言葉にとけぬ訛の重さ
10
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芳立
梅かをるおぼろ月夜や南風まだ吹かぬとも恋に落ちてな
6
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まるたまる
真夜中にしくしくしくしく痛む胃は上手に泣けない心の痛み
6
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山桃
春の夢うつつに展げ遠街のおぼろに曇るひとのまぼろし
9
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リンゴ
やわらかな春風ふけど溶けぬ君役目を持たぬか我が恋心
1
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浅草大将
いかり縄いかに苦しもおきつ波千重の迷ひの夜にすべなく
6
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たちかわ
にんげんの証明としてちっぽけなきみが泣いても冬日照です
5
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たんぽぽすずめ。
火曜日に君と逢うまで多忙だが繰り返し聞くフォルテシモなり
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たちかわ
にんげんは実験器具かもしれなくて臓器孕んだフラスコを振る
4
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たんぽぽすずめ。
我燃えて空へ行く日はバーボンを白装束に振り掛けてくれ
10
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島祝
バカナダあダメリカ腐ランス逝ギリスも我等の世界ここにあれかし
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