うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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竹本未來
行き先は猫の国だと思うから冬の別れも柔らかくなる
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あひる
彩りの失せしさ庭に咲き初むる水仙清に春の香放つ
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詠み人知らず
吐息越し赤き柿の實際立ちて甘く優しく君想ふめり
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八神 風萃
この腕に あなたが描いた 傷跡は 恋と憐憫 異なると語る
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詠み人知らず
紫の雲と空とを眺むれば君そばにいてこころ強くなる
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浅草大将
泥の中根をなす冬の枯れ蓮花の咲かぬをなど惜しむべき
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やすむ
消え失せる瞬間も光ったように見えるなんて、 星は。
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浅草大将
月冴えて霜ふる猪名の笹波や志賀の淡海と照り渡るかも
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村木美月
強風にあおられながら今日わたし「バカヤロー」とか叫んでみたい
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氷魚
泣き言を嚥下してきたその胸の凍れる過去を融解させて
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美紗
似合わない 声を出しては 爪を立て 刹那の恋に 身を躍らせる
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氷魚
唯一の「君」へと続く路は無数辿り行けるかは別として
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月光
月光は 今年も恋に 生きますと 言ってはみたが 風は冷たし
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詠み人知らず
亡き母の笑顔がともにあるようにそっと声出し呼んでみる夜
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月光
お年玉 あげる方に なってから もう何年に なるのだろうか
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東大寺
あの頃は むちゃくちゃだった 確かに私は 妻も子も 愛していたはずなのに
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東大寺
株下がり 損した人の 懐に 居座り始めた 貧乏神
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東大寺
さきほどは 大変失礼 いたしました あなたのことを 考えていたのです
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只野ハル
スコット・ウォーカーで聴いたイフユーゴーアウエイ思い出す去る人ありて
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葉月きらら☆
散りてなお綺麗と呼べる花のよう枯れることなく褪せてゆけたら
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