うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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悠々
ひねもすを海に向かいてこのおとこみそひともじの恋を語りき
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やすむ
ほんとうはわすれたくないいまばかりそれでも消えるまたねまたねまた
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やすむ
ある程度幻想的なものを見てどれだけ踏ん張れるかを思う
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山本克夫
噴水で水掛け合った記憶のせいで何時までも濡れている頬
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山本克夫
消えてゆく後ろ姿の見上げればカーブミラーに映るさよなら
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山本克夫
六月のやや控えめな空色で画用紙の隅を塗っています
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山本克夫
噴水の高みにちかい新緑の手を伸ばしても届かない夢
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山本克夫
朝、昼、晩 この首を伸ばせば届くのですか キリンの高み
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十六夜
今ここにあなたがいない寂しさを表す言葉がみつかりません
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薫智
陽光が体にとても心地よい光合成はできないけどさ
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バター風味
神樣に 聞きたいことが いつぱいあり 屆かないけど メールを打つ
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バター風味
我が強く 人の氣知れぬ 未熟さを 人が傷つゐた 後から氣附く
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浅草大将
闇滑る監獄の壁に纏ひ憑く黴の腐しの蠢きの翳
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笑能子
除湿して毛布をかぶる破目となる暑さうだりの匙加減なる
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伊藤透雪
のぼせては 今一時の目眩まし 吾のあばたを愛でるか君よ
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まき
「絶望をお探しですか」コンビニの弁当売り場でつぶやいてみる
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まき
延々とゲームをしてるきみを見る僕はいなくていいのだと知る
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よく言って祭典
横滑りー止まれやしないチキンレース一日とか朽せ ねぇお母さん
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聴雨
くちづけの余韻にも似て窓の月妖しく白き魔性のひかり
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聴雨
やはらかき月かげうつる水かがみしづかに語る君が面影
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