うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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加祢
描きかけのあぢさゐの絵を見るやうに色重ねるも薄き箇所あり
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芳立
きたへむとゆく足ひきのやまとうたしげれることのはの際ぞなき
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芳立
あかりゆく東の空のうき雲にかへりみらるる有明の月
7
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庭鳥
テレビではドキュメンタリー流しつつ隣の声で進行を知る
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庭鳥
全開の窓の向こうでお隣りのピザ注文の声が聞こえる
5
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浅草大将
その昔の取り柄捨てたる湊にて海を見つめてゐたりあの夜
9
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ゆき
振り返ることはしないよもし君が居ても居なくてもつらいだけだし
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只野ハル
広重のブラックレインの橋を過ぎ筏流しはひとり竿さす
9
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村木美月
なぜだろう試練ある道選ぶのは不器用すぎる遺伝子を持つ
11
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村木美月
愛のうた心の奥にしまいましょうかなしいときにそっと出しましょう
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光源氏
はびこりし惡をさばきし仕分け人闇に消えゆく數は知らねじ
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薫智
魂の奥底にまで刻み込む君との記憶また会えるよう
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トーヤ
一つ一つ今日と明日を繰り返しもらった拍手二千を越えて
11
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光源氏
不忍池のほとりの我妹子が辨天樣に泣きごとを言ひ
12
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トーヤ
あじさいを描いた色が垂れ落ちてライブペイント一つの形
5
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キタハラ
口内炎だらけの舌を見せあってやっぱり不幸だったね ふたり
5
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トーヤ
赤青黄緑水色紫にオレンジ色を歌で届ける
3
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キタハラ
必要と言われたかった 公園にうち捨てられたビニールの傘
19
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只野ハル
イトカワに触れたしるしの星の砂小瓶に詰めた夢を見ていた
9
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只野ハル
燃えて散るその輝きよミネルバに届けと願う行方知らねど
5
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