うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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水島寒月
蒲公英は精一杯に背伸びしていのちを寄する春風を待つ
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粕春大君
夏至り小柴の垣の乃東枯るれば夜のみじかきを知る
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庭鳥
湿気吸い重くないかと聞きたいがすんでのとこで言葉飲む我
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庭鳥
切らないといけないんだと。本当は切るつもりなど無いはずあなた
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庭鳥
かわいいと確かに聞いたもう少しのばしてみよう首覆う髪
8
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青木健一
言外に当然だろう消費税貴方は何を消費したのか
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裕月
ざあざあと雨降る音にまぎれさせつぶやいてみようか 好きかも、と
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浅草大将
我深く恋に病まめと言はなくも味を知らすの情けあらばや
13
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只野ハル
独り言しながら歩く傘の中一人称のＩＩ傘だ
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只野ハル
ひとりも楽しいものだと自分に言ってやる零時を過ぎて雨の音
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只野ハル
思い出さなくすることに慣れていくけれどいつまでも残っていくよ
3
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浅草大将
ひと道のいや一筋に恋もせで身はくちなはになどか任せむ
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薫智
すれ違う一人一人の足取りに喜怒哀楽が如実に見える
11
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fulu
知らないとそっぽを向いてうずめたパイルの布に過去を見ていた
1
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由良
ぼんやりと沖に浮かんだオレンジの明かりがにじむ心映して
4
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ふきのとう
水無月に三万のユリ咲きそろいあでやかさ競い楽園となる
8
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シュンイチ
理科嫌いになった小六くらいからやり直したいこともあるけど
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ふきのとう
降りしきる水無月の雨冷たくて友偲びいる吾が肩濡らす
6
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みづ子
黒ヤギの手紙を食べた白ヤギはきっと読みたくなかったんだね
6
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沙羅
ザワザワか？ドキドキなのか？なんなのよ！落ちつかないね恋をするって
2
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