うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
芳立
わが袖にしみにし人の香を思へばひとり立たるる木の下の風
12
もっと見る
-
杏子
手ですくい 頬擦りしたくなるような昨日 今日だけ この暖かさ
8
もっと見る
-
山桃
幸せな夢見て起きて少し泣く浅き心とあらぬ世のこと
17
もっと見る
-
神谷あを
淋しさを紛らわすよに家々の身を寄せおうて集いし街並み
3
もっと見る
-
杏子
春の午後 のんびり走る消防車手を振る孫に 笑いて 応える
6
もっと見る
-
紫苑
櫻桃の赤きしづくに染むる日にかへらな うつそみの褪するとも
9
もっと見る
-
薫智
まずは真似あんな姿になりたいと挑んでいくうち本物になる
10
もっと見る
-
ケンイチ
炒めものの音を聞きつつ僕は缶ビールを空けて歌でも詠んでる
12
もっと見る
-
中村夜
少しずつ傷つけるから気づいてよ狂いそうなほど愛しいこと
2
もっと見る
-
島祝
白日に報ふ命も義理もなし名こそ沈みてなほ澱みけれ
7
もっと見る
-
falcon
枝先にとまる小鳥のかたちして辛夷は白く咲くを待ちをり
13
もっと見る
-
falcon
君により心を初めし淡紅の花を散らして東風吹き渡る
10
もっと見る
-
卯月
ＲＰＧの勇者に兄がゲルハルト・ベルガーと名付け戦った夏
3
もっと見る
-
紅色
夢でなお 君の背中を 追う私 アリスみたいね 早く起こして
5
もっと見る
-
水中あやめ
亀ならば平城の千年を見らるれど万を越ゆるさきは見るまじ
0
もっと見る
-
紫苑
春の陽になにを希ふや白木蓮は結びゐる掌を蒼空にひらけり
14
もっと見る
-
腕鷹
どうしても綺麗で楽しい歌詠めず嘆く夜こそ生まれる悲歌
5
もっと見る
-
田中ましろ
はじまりの春 これまでとこれからが交わる場所に笑顔は満ちる
10
もっと見る
-
田中ましろ
黙りこむ 雪ひとつぶの重たさを感じるほどに凛と見つめて
5
もっと見る
-
田中ましろ
闇に向け銃を構えて電話越し柔らかい弾丸を撃ち放つ
1
もっと見る
