うたの一覧
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久哲
自走でも馬より速い騎士様が桜の下でまた転んでた
6
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山桃
用水の薮の一部の刈り残し空から見えぬ小鳥の水場
4
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まるたまる
風が吹き湿気った土の匂いして雨がもうすぐ地面を濡らす
7
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薫智
ジグソーの糊がなかなかかたまらずなんか僕らの関係みたい
13
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羽
こぼれゆく言葉が花に変わるなら(わたしはきみに)声をかけたい
17
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久哲
回遊の途中の森で幸せになっちゃったりするようね春だから
3
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みなみぐち
年輪の太くゆがんだ線というきみの記憶はずっと消えない
6
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只野ハル
楽しさは賑やかな午後に消え悲しさは夜に綴られ積りゆき
5
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たんぽぽすずめ。
船上で口づけすれば幾千の窓灯が照れるマンハッタンなり
6
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悠々
真っ白な百合の花より血の色に咲く芥子をこそ我は良しとす
12
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薫智
嬉しくて涙を流す君がいて受けた光が凄い綺麗だ
8
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光源氏
しのびあへぬ涙のせきの面影にふけゆくままの夜のとぶらひ
8
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浅草大将
降りしきる雪に映ろふともし燈の色にぞしのぶ去年の初花
9
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由良
四十路のツイッターデビューは難解で今年1番の頭の体操
7
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浅草大将
朧にもおぼろがさねのくも深く月のなみだか雨降りそむる
12
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浅草大将
春落葉ひそかに積もるときは木の緑もいのちまた常ならず
9
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音和丸
クリムトの絵筆に秘めた黄金は愛に溺れた女体を隠す
3
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光源氏
花さそふ終の別れの夜ならば涙を振るふ我が身なりけり
12
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シュンイチ
プラタナス並木の道を過ぎ去ればもう僕らではいられないこと
10
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薫智
そばにいてくれてるだけで満たされる存在だけで暖かくなる
13
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