うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
女性用衛生用品コマーシャルつい口ずさんではしばし固まる
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詠み人知らず
木下闇宮崎美子着替えてる今でも君はピカピカなのか
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詠み人知らず
三度目に開いたときが返すときかけひきだとは思ってないよ？
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詠み人知らず
来年を上回らない程度にはよい一年でありますように
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詠み人知らず
何十も静かな夜をすごすから今夜ぐらいは電話をとって
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詠み人知らず
初恋の彼女に触れるより優しく男一人を甘やかしてる
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詠み人知らず
息止めて打ったメールを息を吐くようなテンポでスルーする君
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笑能子
墓参さえ娯楽に変わる世間かなそれまた一つの正答なるや
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たんぽぽすずめ。
屋根がミシ、ベランダがミシ、窓でミシ、真横にてミシ、誰？、夜３時
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水島寒月
苦瓜の葉裏に青き蛙いて午後の日陰を風に揺れ居り
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さる
空蝉のしがみつゐたる大木の残暑に茂る葉影潤ひ
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山本克夫
僕たちの僕たちによる僕たちの為のサマーウォーズ 理由などない
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山本克夫
夏の日のひかり空に多すぎて眩しくないのトンボの複眼
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山本克夫
七日間の夏のひかりを記憶するミンミンゼミの翅の透明
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螢子
ミッキーのパレードをみる人人人因幡の国に人の犇く
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螢子
木下闇名も無き草を育てをり暑さに人が休みしゆゑに
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螢子
これほどの猛暑の中も名も知らぬ草草たちは緑に茂る
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やねうらねこ
過去からの電話のベルにぶれてゆく声は二重のらせんを描く
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芳立
蓮葉女も墨の袂もひらづつみ葛飾にきく流通念仏
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椿
いくらでもさかのぼりゆく時を経てきんぎょというおさな馴染み
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