うたの一覧
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ほたる
真夜中のアスファルトに降る雨の音一人で聞いてる、音楽はいらない
6
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京
伊予柑のお酒を買って工事現場にて手を振るひとにほほえむ
3
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海生ろらび
井戸端の戯れの奥の奥の花に隙だに有らば「好き」と言ひたし
2
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ライテウ
きっかけがほしい たしかにきみはひかりなれば ずっととおくにいたり
2
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まるたまる
幸いは山のあなあなあなと笑った母は幸せでしたか
7
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在原紀之
衣替え新たな装い風の如く纏ふ貴女は花より麗し
4
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只野ハル
リボン掛けカードも添えたチョコレイト雲の上には届けられない
4
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只野ハル
暗くて苦い思い出消したくてエムアンドエムズガリガリかじる
2
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浅草大将
長き夜も吹く春風に咲く菜花草に急かるは食ふもよき哉
19
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聴雨
夕さればふたたび降れる涙雨花びらひとつ誘ひて散りぬ
11
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たんぽぽすずめ。
三日月に欠けてた過去を思うれば凛々しく見つむ君恋しかり
14
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芳立
暮れはてて山路さびしみなぐさめの影としみれば月ぞ出でぬる
14
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氷雨
孤独とは 意外に幸せ なのだろう そう独りごつ 肯定の自己
6
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氷雨
園児達 音ずれつつも 唄歌う 春の訪れ 未だ遠くて
5
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只野ハル
チョコレイトディスコの壁の花ぽつんとひとりショウケース見つめてる
2
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薫智
自転車で二人乗りして走りだす流れる景色ややゆっくりと
6
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薫智
名字から名前にかえて呼ぶだけでドキリと胸が小さく鳴った
11
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綿花
雪雲に負けないように追いかけるモッズコートの広い背中を
2
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綿花
忘れればいいのでしょうかコーヒーが冷めても1人席を立てない
9
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只野ハル
熱くならなきゃ輝けない俺はもう時代遅れになったのだよ
5
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