うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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逢桜カイン
卒業の機を逸してさぁ七年め花もいよいよ白み始める
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半格斎
ゆき解けの瀬音さわがし陽だまりに毛並みととのへ猫柳かな
15
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山桃
しらまゆみ春の雨やもうるはしきなの花とはむまだし見ぬ人
1
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空蝉
弥生立ち音なく溶ける雪原に冬眠うさぎは２度夢をみる
4
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みみ松
待ち合わせ梅まつり過ぎ桜まだでも弾む足笑顔満開
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光源氏
君が影見送る頬に春の雨遠きまなびや漫ろに暮れゆく
25
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緑里
シガレットチョコを吹かして大人びたジキルがハイドに入れ変わる夜
4
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Citta
歌会に誘われ嬉しく思うとて我の未熟な言霊に泣く
8
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悠
光受け重たき瞼開けども床から出でぬ春の誘惑
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敷島ヤマト
春雨に桜はくちびる閉じたまま別れの言葉なんて知らない
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Citta
多き恋されど愛す君は一人ゆえ己にとっては全て初恋
1
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敷島ヤマト
タバコ屋の角まで迎えにいきましょう春一番を手土産にして
3
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Citta
凍てつゐた心身を優しく癒やすやう命を守りふる春雨
2
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光源氏
薄墨の花の匂ひに思ひかねて現の夢に失せる玉梓
15
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あんて
遠い国いつか沈んでしまうって アンビエントが海になる夜
9
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みみ松
名前さえ呼ばれぬ花の綿帽子脱いだ頭を春風撫でた
8
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光源氏
うす紅の珠のしづくにいだかれて思ひに染むる別れひとすぢ
12
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詠み人知らず
我がうらぶれし塋域に睡られぬ人ありて弔わば其は我が影なる事を
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詠み人知らず
曲馬団の支那娘花に埋もれ水面に揺蕩い今やオフヱリアの如く
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詠み人知らず
月充ちて足を汚す泥濘に囚われし我は堕胎にて死なん
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