うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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紅桜
背伸びしてルージュをつけた口唇におとなのキスを教えてほしい
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紅桜
ザラザラの砂糖塗した花あられ泣き虫顔に効くおまじない
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ケンイチ
浅みづき波立つ湖につぎはぎの夏ひとひらの栞を挿む
12
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薫智
二人乗りいけないことと言われても今日も僕らは風を感じて
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ケンイチ
あらかじめ計算された感情の検算 チョコレイトが邪魔する
6
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ケンイチ
トランクに週末一式詰め込んでパフュームなどを聴かされている
4
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笑能子
事々は合間合間を縫う様に暇は母では非ざる故に
1
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詩月恵
とりあえず歩きましょうか行き先を決めずこのまま手は離さずに
12
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光源氏
さかづきに浮かぶ面影飮みほせど心は迷ふ笹の露かな
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光源氏
いとせめてさびしき夜の徒然に醉ひさまたれし笹の露かな
8
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花梨
七夕のひと夜の逢瀬を繋ぎしは天翔く羽と笹の恋舟
5
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聴雨
開け放つ寝屋の窓より鉄橋の遠音聞こゆるかなしき夕べ
4
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雪月花
儚さを愛でるは早し若者よ咲き誇れるさ今は一途に
8
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雪月花
血をめぐり息吹を感じ呼吸する永久に続けよ緑の下で
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雪月花
雨に添い咲き乱れしは紫陽花の
深桃小花色艶やかに
4
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卯月
暑き日にふと思い出す三月の停電の夜の暗さ寒さを
4
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卯月
「病院に行けば」と心配してくれて料理は替わってくれないあなた
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透子
君が瞳のわたしを見ゆる優しさよ黄金に勝る黒檀の色
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詠み人知らず
夏雲に心ばかりをたぐへつつ鳥と戯るる空のはるけさ
7
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ほたる
誇らしく雨を含んだ紫陽花の枯れゆく様を歌に詠みたし
5
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