うたの一覧
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うすべに
風はこぶ太鼓の音のなつかしさ 暮れ待ちわびる電球の色
6
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詠み人知らず
育ちすぎ レタスの化けた 大きさに いつも楽しく 畑を眺め
5
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つばす
雨風にキュウリの花が庭に落ち 緑の芝に黄花が点々
1
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灰色猫
角帯に浴衣見つけて胸さわぐ盆に櫓で叩いた太鼓
9
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夕夏
ぱんでみっくもさんねんでおわるころなとあんいなしこうせいふすじ
2
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滝川昌之
良い加減(いいかげん)漢字で書けば程よいが仮名表記ではずぼらでもある
14
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凌霄花
チカラ草結んで絡めて引っ張って遠い日の声尚嬉々として
13
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詠み人知らず
雀鳴く 雨が止んだよ お知らせに でかけますかと 夫を揺らす
5
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ななかまど
紫のニンジンボクが咲き初めばマルハナバチの喜ぶお尻
11
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夕夏
こちふけどかんがわるくてさとれないへんせいふうのかおりにむせび
2
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詠み人知らず
浮草に 身を寄せ流れ 夢を見る 根を生やしての 我が人生よ
7
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夕夏
もくてきはこくそうちたいりゃくだつでせかいせいはがかのうのしさん
2
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夕夏
ようこうはきめておくべきぼうこくとちょうようこうをくわだてぬよう
2
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水仙
波斯の更紗扇子に吹く風は微かに砂の香をも含めり
3
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詠み人知らず
待ち合わせ 浴衣に下駄で 駆け寄って 甚平を着た 憂いの友よ
5
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へし切
しとど降る雨に紛ふか 蝉しぐれ 夏はさかりに滲む汗拭く
9
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830
あなたとは過ぎた恋だという君の空を見る目にちょっとジェラシー
1
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なりあきら
いたづらに 過ぎる月日と 空蝉を 見る日の数を 思うこのごろ
4
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詠み人知らず
バシバシと コンクリ叩く 雨音に 力の強き ドラムに似たり
4
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KEN
いにしへの 杣人の事 語るかも 蝉時雨降る 槻のアガリコ
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