うたの一覧
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奥月汀
夕まぐれ河童と相撲を取っていた伯父の好んだ酒を贖う
6
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奥月汀
娘のころ俺は狐に化かされたと明治生まれの祖母が嘯く
5
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あゆか
かみさまはあなたが好きでお空から見守っている 大丈夫ダヨ
4
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夕夏
いともなくむーんうぉーくぶれいくだんさーまりおねっとのまねをせり
2
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夕夏
ちずじょうのとうこうせんはなんのためみずぜめなどでとうこうしない
0
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滝川昌之
雪ん子のごとく降りきて地をつつきハクセキレイが冬を撒きゆく
16
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凌霄花
風優し秋の日よりの散歩道足の運びに掛け声つけて
13
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詠み人知らず
優しさも傷みと共に棄てたのでもはや歌詠む意味も無くなる
2
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奥月汀
はらはらと舞う檸檬色に煽られて古い映画のエンディングになる
7
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へし切
公園の落ち葉を踏みし 静寂の中に 微かな冬の足音
10
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詠み人知らず
澄ませれば電車レールを伝いゆく沖の汽笛が流れ着く 朝
8
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舞
古き世は 白神目屋の 隠れ里 旅の白鳥 声のみぞ訪う
8
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Aquarius
輝きも瑞々しさもまるでなく色だけ残る夜の青空
2
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Aquarius
ワクチンを打たずコロナにかからずに免疫持たずアイムレジェンド
2
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夕夏
ちゅうごくとあめりかがきょうぞんできるひろさがあるとおごるはつげん
2
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茂作
松落ち葉蹈みて渡れりさくさくと 籠の社は其處にはありて
13
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び わ
さらさらと雨けぶるなか庭先の工事盛んに寒さも忘れ
3
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灰色猫
その辺の石を拾って祭りましょう春を迎えて歩き出すまで
4
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横井 信
もみじ葉に朝陽が踊る進まない今日の仕事に重い足どり
14
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恣翁
気の滅入る 落ち葉を濡らす雨音に 抗ふごとく大股にゆく
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