うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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滝川昌之
子の頭上親と教師が繰り返す線状降水帯ごとき説教
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痴光山
蒼穹高く公園に残るつくつくの別れの斉唱の織る秋模様
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灰色猫
公転する断頭台で叫ばねばイカロスでない者はいないと
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灰色猫
ひぐらしがまだ鳴いているまだ夏を生きていたいと森が鳴いてる
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詠み人知らず
街中に あふれる人の 服装に 困惑見られ ばらばらで
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トウジさん
潔い恋は火の玉燃え尽きず血の池の血も干し上げるだろ
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へし切
台風の事無く過ぐるをただ祈る心細さと 諍ふ一日
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睡密堂
真っ白なスケジュール帳退屈をガムと一緒に噛む金曜日
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恣翁
樹々の枝を鳴らす西風 爽やかに 秋思はする快晴の朝
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音蔵 雅秀
愛し子の 施設でコロナ発生と 知らされてただ呆然自失
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音蔵 雅秀
特異なる 日本語生みし日本人 何処から来て何処に向かうや
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音蔵 雅秀
鮮血の ごとき色して天を指す 何が言いたや百日紅の花
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音蔵 雅秀
ほろ酔いで 心地良さげに頬染めて 風にゆらゆら酔芙蓉花
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音蔵 雅秀
台風の 上陸近き暗き空 白き太陽備へはと問う
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ぜんまい時計
深紅の想ひ顕わに向日葵の 咲くや陽の目の如何にありとも
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小春空
台風の近いて来る列島を北へ北へと電車で進む
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詠み人知らず
都合よく 連れ回されて 胃が痛く 気持ち知らずも 置いては歩く
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舞
迷い道時に諍い行き止まり戻りて歩むふたりゆく旅
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び わ
ブーゲンビリア良く手入れされ軒下に赤き花びら何かを語り
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茂作
訪ねこし藏王の峰に霧出でて こころにのみぞ見るや馬の背
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