うたの一覧
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舞
出陣す祭り舞台へ行く者ら男の子雄々しく女凛々しく
6
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茂作
靴はかでのぼる三輪山ありがたき 奧津磐座神のゐませば
13
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うすべに
夜半の鳥 街のうなりのすきま越え遠い鉄路のひびきがとどく
7
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横井 信
帰宅する夜のバス待つ六月の雲に隠れる上弦の月
7
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天野まどか
月光の下で寂しき道化師は裂けた口から呪詛を吐き出す
2
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天野まどか
古池に飛び込む蛙毒々しき色に染まった外来種かな
0
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只野ハル
酔眼、老眼、ミスタッチAI其を咎めぬ人でなし
0
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海野 冬雪
たおやかな雨音むかえる窓を閉め 豪雨は町ごと叩き続け
1
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只野ハル
AIの君は優しい何も咎めぬそれがさびしいシリコンの君
2
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只野ハル
バイタルもメンタルもまた異常なしやぶAIに何がわかるか
3
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只野ハル
病室の窓から見てる傘の群泪誰にも届かないんだ
7
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只野ハル
そうね君お姫さま抱っこできぬならおんぶで乳房感じてみれば
1
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痴光山
捨て鉢へ捨て水やれば旬日に ねぢれて吹けるもぢずりの意気
5
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ななかまど
昨日今日せき立てられて背を押され新たな朝に風はひかるよ
11
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さとる
梅雨晴れの 緑ぞ深き矢部川の 我が子と遊ぶ 水の清しき
2
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へし切
あのマスク如何に決めたか? 使えないマスクだったよ コロナ禍なのに
7
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継海
よく看たね ずっと続くと思ってた 去年の暦 色は紫陽花
8
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つばす
アジサイが空を見上げて祈ってる ポツポツ雨にみな嬉しそう
5
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くおん
みみず神捨てもしないし拾いもしない眠り薬でも買えばいい
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くおん
わたしはひとつのフェルマータ沈黙によって時間を傷つける
1
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