うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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音蔵 雅秀
目覚めれば遠く聞こえるツクツクと 秋はまだかと懸命に鳴く
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音蔵 雅秀
月満ちつ形つくるやまん丸に 満月冴える 中秋に向け
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秋日好
当たり年重たきかごを抱えてもパイにする術知らぬというに
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横井 信
夏の陽に伸びた枝切る庭先の風の涼しい九月の木陰
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海野 冬雪
大勝利、家路に向かうサポの波 ひとり微笑む背曲がり翁
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兎桃
山中に赤き実を付く草木増ゆ錦の波の先触れなるか
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うすべに
夕立のしずくに月の影やどす 十五夜近くふくらむつぼみ
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茶色
不思議だね心のおりがとけてゆく素直になれる貴方だけには
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仙人の弟子
舟漕いでいでし大海しるべなし櫂よりほかに導きもがな
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夕夏
ひょうかほうこっかいぎいんさていしてせんきょだけではないとしらしめ
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結緋
いい加減 白状しろよ 過去の恋 今日こそは君を 取り調べてやる
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結緋
場違いな 気がしてそっと 目を伏せる 君が昔へ 帰りたい日に
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ながさき
非常ベル 鳴るかの如く 虫が啼く 何百匹もの 大合唱よ
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痴光山
未だ蒸せる長月残す土手の径 揚羽寄り来て「そろそろ退くわ」
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滝川昌之
「だけどね」という反論が一番好きだ妻との会話今日もあり
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Aquarius
役者脳まさに権化の杏さんに不幸の要素かけらも見えず
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ななかまど
生きている生かされているひとときを暗き灯りに観音さまと
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シダ
「酷」過ぎて夏来にけらし涼しきは身の灼熱に馴らされぬらむ
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茶色
歩道脇見つけた白い曼珠沙華今年も咲くのか同じ場所で
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シダ
秋来ぬと暦には云ふ炎天の暑気を昔は夏と呼びけり
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