うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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螢子
韓国のお土産かっぱえびせんとチョコブッセなりお味はいかに
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螢子
青嵐ざわざわざわと樹樹ゆらす連獅子の如き街路樹となる
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ほたる
焦点の定まらぬ目で曇天の空を見ているなげやりな午後
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maki
風強い 空渡る雲の 速さ見て 思い浮かぶは 私の心
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千紘
春の宵 そぞろ歩きの 君が問う僕の居場所はありませんか？
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栞
初夏の杜の都の若武者の全力勝負に観客は酔う
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はづき生
交差点向かうとこつちの信号は同時に黄になり赤になるなり
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詠み人知らず
鉄塔が埋め尽くす空てっぺんの青に漂うさまざまのゆめ
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詠み人知らず
梟のような眼をした警備員地下駐車場に樹海の気配
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詠み人知らず
駅前の広告塔はしろいまま言葉が雨になって流れる
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詠み人知らず
目隠しはするよりされるほうがいい そのてのひらでそっとおおって
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紫苑
ベランダに萌ゆるみどりと咲く花がささくれし目とこころ癒しぬ
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凍
君からの「別れた」という朗報を グラス掲げて待ってるからね
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凍
不毛さに酔えないことは 女として欠陥であるような気もして
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ふみまろ
あかりなき道に迷ひて遊星の如けむわれも光の屑に
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akari
たましいの真ん中の場所でひとり待つ待ち合わせはした永遠で
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詠み人知らず
また今日も触れられないね目の前で閉められてゆく君のシャッター
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さる
うつむきし 君の睫に 光るあり けがれ知らざる 乙女の涙
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ふみまろ
洗濯がひとり分減ったことなんてかまわず夏に向かう青空
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銀ねず
男物の中指の爪ありませんか出来ればひとりで立ちそうなやつ
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