うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
あからひく 朝日子あみし羣山の 化粧ず峯は白く照りなむ
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詠み人知らず
いさなとり 海路わたり吹く風に 奈呉の浦にて搖るる石蕗
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詠み人知らず
冱ゆる夜に 白息はきし言葉の ふかき情けに思ひ沁むらむ
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詠み人知らず
あまのはら 不盡の高嶺の白雪を 冠と誇ろふとほしろき様
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ななかまど
巣立ちたる子らの絵本に降る雪のときめき遠く静かに閉じる
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へし切
吹く風は荒びてこの身に襲い来る 勇めて出でしも こころが折れる
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トウジさん
南天は身の丈半分雪に埋め赤き実こそ護りてゆらす
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トウジさん
雪明り夜陰に化粧やせ紅葉ガラス壁にて一服の酒
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桜田 武
後期高齢の入り口に立つ今年三途の川を眺める思い
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桜田 武
マウス使う孫の手つきは本格派もう我の知らぬパソコン操作
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桜田 武
某国の独裁者五選への顔はあくま人の命は惜しまず
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なりあきら
天の原 ふりさけ見れば 常磐なる 筑波の山を 照らす朝焼け
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虹岡思惟造
大長編読み終え淹れた珈琲を読後の余韻と共に味わう
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虹岡思惟造
空の色を映し込みたる湖面に病葉浮くを眺めせし君
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舞
思い出は ギガとピクセル 保存され やや味気無し 質量もなく
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詠み人知らず
みづいろのこほりを砕き舞うやうに青天井に広げるつばさ
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び わ
寒椿千両万両薔薇の花梅も花咲き庭花盛り
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茂作
青々と畑の絹莢けなげなり 笹の葉添へる大寒のころ
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夕夏
あのひへともどりたいとかおもえるだけでそれがしあわせよのつねよ
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夕夏
しでのたびおもいでだけがざいさんとおもいいたれどみれんみらいに
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