うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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灰色猫
朝顔が咲いたら言うって決めていた思いを言えず歌にも出来ず
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小春空
それぞれの持ち場それぞれ在り方をしているだからまずは待つこと
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うすべに
雲もなく息もたえだえ 道端で夕立を待つ名も知らぬ草
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ぜんまい時計
開墾の原野に倒す椋木の断末魔にや蝉の一鳴き
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ななかまど
熱帯夜それにつけてもこの暑さ雪の降る日は来るのだろうか
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滝川昌之
運命を恨み神へと投げたのか横田の奇跡のバックホームは
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小林道憲
ブラウスと靴下で踊る案山子たち 夏の日浴びて 稲田守るらん
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音蔵 雅秀
木々深く溪流清き出湯里 春なお遠き二人の縁
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音蔵 雅秀
潮騷を枕邊に聽く旅の宿 君を慕ひて暗闇の澄む
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音蔵 雅秀
この町は二人の日々の思ひ出ばかり 黒髮すゐた風の香さへも
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音蔵 雅秀
この命捨ててまでもと慕ひ詰め 破れし戀も青春の節
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音蔵 雅秀
偲ぶ戀幸福祈る晴れ姿 秋風に舞ふこの慕ひかな
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只野ハル
朝食の食器洗った夏の朝切り花の花瓶の水も替え
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只野ハル
朝の窓蝶舞う影がレース越し床を動いて素足横切る
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只野ハル
姿見に映る我が身をみつめつつストレッチする朝のルーティーン
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只野ハル
朝一に体重測るなぜ増えた一キログラムも昨夜食べたか！？
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只野ハル
真夜中の窓から入るにわか雨濡れてみるのも少しならいい
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fate
幼き日 百日紅の花びら集め いかに綴じよう 夏のかけらを
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fate
ゆでたまご 殻が綺麗に剥けたよと 喜ぶ貴方と二十一年
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なりあきら
行く先を 惜しみし夏の 今日もまた 夕暮れにさへ なりにけるかな
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