うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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音蔵 雅秀
愛し子に會へずすること特に無く 出るはため息氣がつけばまた
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音蔵 雅秀
氣のつけば施設のわが子に獨り言つ テレパシー能有ればと願ふ
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音蔵 雅秀
床に入り施設のわが子に語りかけ 無事を祈りて眠りつく日々
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Aquarius
脚本家いじらなくてもそのまんま武将の人生大河ドラマに
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よひら
真夏日の喫煙場でくゆらせば白き煙に秋は来にけり
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へし切
蛍火をそっと手放す淋しさや 息を止めつつ 君を想ふ宵
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三條
苦しんでいるならいいの一人だけ幸せになど暮らさないでね
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トウジさん
海原にねころぶ波のさやかかな浜にたなびく「氷」の暖簾
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なりあきら
霧雨が 路面を冷やす 帰り道 蝉たちが鳴く 夏の夕暮れ
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由縁
オトシブミ愛でる老女庵に在り 夜毎開いて恋文と惑ふ
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舞
老い人のささえ頼りてカップルの夕日に長く歩みゆく影
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よひら
霧の中ライトアップのトンネルは藤色染める無人の穴を
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び わ
風邪気味で囲碁の参加は取りやめに無理をしないで回復を待つ
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茂作
音立てて熟れし工合を聞てけり 西瓜喰はせと孫が強請れば
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萱斎院
身をかへて去るうつせみのからをだに いとしく見ゆるあさの露かな
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横井 信
母の採る朝の畑の夏野菜 並んだ土間でリモートワーク
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恣翁
縁台の灯火揺らす風出でて 夕凪ぎ早く過ぎにけるかも
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小春空
ポジションを大事なものを置くところ気持ちに時間重きをおける
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蔓葵
谷川に蛍みだるる夕すずみ影流れゆく波のをちかた
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うすべに
日暮れても街の微熱はまだあつい 明かり頼りに夜も鳴く蝉
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