うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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敦希
三十五度 でも繋いでたい君の手を 尽く点く囃す祭の仕舞い
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あけぼの
まなこ閉ぢひとり渡らふ浮橋を荒磯の濤にたえずむかひて
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音蔵 雅秀
口笛を 吹きつけ抜けゆく風の良し 秋はすぐそこ励ますごとに
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音蔵 雅秀
運不運 見る目で変わるどちら見て 嘆くや歓ぶ心の持ちよう
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音蔵 雅秀
青空に 白き雲あり太の字に 天の啓示や何を意味する
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音蔵 雅秀
物干しに 洗濯ハンガーゆらゆらと 揺れる具合で風の程知る
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音蔵 雅秀
次々と 迫る台風逸れるよう 日本を覆え 高気圧域
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ＫＥＮ
淺霧の 鏡におぼろ 女郎花 隱せぬ昨夜の 翳り見るかも
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舞
うろこ雲見上げて揺れる秋桜と夏の記憶を語る蝶々
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び わ
ホウセンカ軒先飾り陽を浴びて赤い花弁が人影残し
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茂作
くり返し吾に纏はる蜻蛉かな 汝は何れの魂かとぞ問ふ
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林林
できるだけ小さき点に太陽の燃ゆる思いを集めよレンズ
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林林
またいつか風になろうよ緑なす丘の斜面を段ボールでさ
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横井 信
暑さ越え緑のぬけた夏草の線路を通る風に揺れてる
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萱斎院
なるる身の古きよすがをつつゐづつ くちつる袖の名こそをしけれ
9
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あけぼの
清らなる蓮の生まれてひらけるは泥こそあなれ娑婆のことわり
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詠み人知らず
逆撫でる 繰り返すのは おなじこと 覚えて痛む 頭痛と知らず
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御茶ノ水 啓太郎
秋や来む雲間に月の影見えて小萩が丘に風わたるなり
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小林道憲
天龍寺 庭園巡れば み仏のお立ちしもとを 水のながるる
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艸介
たそかれの峰雲を裂く銀翼を 撫づ君の手に夏はありけり
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