うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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夢花火
やる気無く なすすべも無し 無気力に 叩いてくれた背 いつぞや熱く
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夢花火
静けさに 目を閉じあわせ 手の平を 太陽かざして 一日始まり
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夢花火
味噌汁と 寝る横うるさく はしゃぐ人 口うるさいの 自分の舌でしょ
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夢花火
自信なく 肩すぼめた日 叩いたね 言葉なくとも 嬉しかったよ
4
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夢花火
水鏡 揺れた皺の目 重たさに 鯉が跳ねては 一石投ず
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舞
若鮎の五月の朝の青空に人を羨ましむ雲のひとひら
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び わ
どくだみを家内懸命干している私の為に煎じ茶作る
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茂作
久しぶり會へば男の子の背は伸びて 口は重くもなりにけるかも
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うすべに
恋こがれ咲いた芙蓉にからみつく あわい香りに思いたくして
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横井 信
白鷺のじっと見つめる水口の絶えることなき夏のきらめき
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海野 冬雪
農地またモールになるか重機入れ 食料安保の命脈何処
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兎桃
蔓延れるクサフジも早衰へぬ久しからぬぞ理なれば
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滝川昌之
青いシャツばかりを今から揃えたら近づく雨季にも胸に青空
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Aquarius
動けない優柔不断不毛なり間違ってても迅速果断
1
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痴光山
初夏の畑道を往く吾へ「あっち行け」 ホバリング重ぬる熊蜂
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トウジさん
平らかに過行く時にこの町に槌音高く緑風低く
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へし切
何ごとも無きがに時は過ぎゆきてひとり老い身のうたかたの夢
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音蔵 雅秀
独りきり 否応もなく淋しさを 抱きしむる子よ 遠き施設で
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音蔵 雅秀
蔓草の 刈れどすぐ伸び道塞ぐ 人と蔓草 鬩ぎの周期
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音蔵 雅秀
稲の子ら 緑濃さ増し 株太り 黄金夢見て生い育ちゆく
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