うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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音蔵 雅秀
溢れ来る 微笑み似合う その女人を 曇らす吾の 小さき心
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凌霄花
老いの身に鞭ふるいして半刻も歩めば痛み訴える脚
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夕夏
せんきょすることもざいせいとうしだとまいねんやってはこものよりも
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ＫＥＮ
時を醸む 麹はありや 旨酒に 木陰に隠る 酒蔵の跡
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舞
親を恋う 幼なモミジ手 見ることも なくともつかむ 母の優し手
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び わ
蝶が舞う赤いペンダス空仰ぎ庭に燦々秋の風景
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茂作
山ばとの聲をしるべに畑終へる つるべ落としの秋の暮れ方
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萱斎院
山ふかみいほのまがきに咲きのこる 風にゆりつるなでしこの花
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横井 信
ただ青い秋の空からひんやりとそっとこぼれるひかりの温度
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さいおん
遠見 三笠山者 不明 夕片設而 霧立度
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うすべに
散りいそぐ秋のさみしさ色かえて 夜更けにかさり葉のおちる音
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睡密堂
シマリスに貢ぐ採れたてほやほやのどんぐりお気に召したでしょうか
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ハジメ
人生の欠片古本に残る足跡持ち主に思いを馳せ
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秋蒔こむぎ
巡り来るほっと優しい祖母の愛箱いっぱいの泥のじゃがいも
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滝川昌之
深まりの嘆き奏でる秋の蝶ギターのピックみたいな翅で
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Aquarius
善人の早死とゆうわけじゃないただ全般に体調悪い
3
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痴光山
公園の電話ボックスひと絶えて間借りの木の実をつつぢ覗けり
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詠み人知らず
愛してる 何度も聞いて まだ聞くか その口からは 聞こえはしない
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詠み人知らず
君の部屋 シンプル綺麗 無駄がない キッチンだけは 苦戦跡あり
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詠み人知らず
夢老いて 諦めるのも 肝心と いい続けるも 聞こえない馬鹿
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