うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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老恋
冬ほどけ雪割草の春化粧恋も背伸びし夢から目覚め
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滝川昌之
花粉など昆虫たちは蜜にする人は出来ずに鼻水にする
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うすべに
寒風にささやく竹の色あせる 土の中には春待つこども
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痴光山
ウオーキングする春寒の土手の脇 冬ざれを染め初む「仏の座」
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千映２
胃潰瘍治った印食欲の旺盛なりて一兆上がり
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千映２
弁当箱フォルム可愛く使用法別ものになる強風の午後
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ななかまど
みずうみの冬の厳しさ解けゆき北帰行へと白鳥そぞろ
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恣翁
竹林を 冷たく青に光らせて 忘れ降り頻く春霙かな
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兎桃
燠を察て焚き付け重ね気道とるころさぬように火の息をよむ
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朝野沙耶
融雪に冬の終わりを告げる仄暖かい風 春の始まり
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へし切
春の声先ずいちはやく耳に入る日日是好日なるかな
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音蔵 雅秀
抱き上ぐる息子の重さ腰を刺す はや身の丈は吾に並びぬ
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音蔵 雅秀
ため息を醸す歌声 温かく 包み込みくる 裕ちゃん演歌
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音蔵 雅秀
明日は来る 必ず来ると 歌の言う そこに己が居るかは別物
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音蔵 雅秀
這い這いす 赤子の如き 雲一つ ゆっくり流る 愛らしきかな
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音蔵 雅秀
畦道を自転車駆れば 耳元を ヒュルルと抜ける 風の唄聴く
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詠み人知らず
一言の受取り方で変わるのだ心の波紋蝶のはばたき
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夢花火
道塞ぐ 高き壁越え 行く末に 光指す先 低き山あり
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夢花火
芽吹く花 小さな命 育つ色 ほころぶ隣り 君の笑み咲く
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夢花火
風花に 散り逝く命 伝えるは 勇気ありきの 澄まない眼
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