うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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inosann
「過ぎし事は水に流して無き事」と今を生きるが最善の道
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inosann
「排除する」誰にでもある考えに「お互い様よ」と心に落とす
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へし切
目覚ましの音ぞなりては覚めやらず あともう少し もう少しだけ
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みやこうまし
幾ばくの余生のあらん 老い呆けの兆し無きかと人に問うやら
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横井 信
ふらついた僕の掴んだ手すりからぽとりと落ちた冷たいひかり
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うすべに
くやしさに心折れても 覚えてて 戦う背中見つめる視線
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へし切
名にし負ふ処も分かぬ流行かなインフルエンザにまどふ日本
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新座の迷い人
我妻よ 生有る内は 頑張りて 三途の川は 我が見送る
10
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うすべに
辻風にすみれの蕾うなだれる 冷たく乾く舗道の片隅
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夢士
雪模様くも垂れ込めし睦月の夜オリオン隠れ寒風のなか
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夢士
雪雲にまだ降るなよと声かけてハンドル握る常磐の道
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さえね
母猫のそばでゆっくりねむりなさい冬を越せずにゆく子猫なら
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可不可
オリオンも自分の星の数かぞへ飽きても他にする事もなし
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幸子
つううんとインフルエンザに関節を刺されて氷枕に沈む
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天鳥
会いたいと思うはしから消えていく雪のひとひら亡霊のよう
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滝川昌之
読み直す亡父の日記に慶事なく日々増す苦痛の闘病があり
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ななかまど
伊豆ゆけば山と海とが近ずいてプレートのこと目の当たりなり
7
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灰色猫
ぞくぞくと悪寒の走るからだへと生姜の香る甘酒やさしく
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もどり
使い捨てマスクの中に露結び今朝も私は生きている様
9
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もどり
絶海の孤島を胸に飼っている 世界の終わりはここから見るの
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