うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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千野鶴子
手をつなぎ迷いながらも作ってくあなたと暮らすこの街の地図
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秋好
ちはやぶる 神のまにまに あわれとも おかしともいふ 浦安の国
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秋好
鳴く虫の 音にぞつかる ここちせむ 流るる湯に 一人寝の露
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千映
顔を見せ修学旅行のお土産と吾の好物を知る孫愛しや
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千映
象の足みたいなブーツ高齢の女性可愛く見える時あり
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詠み人知らず
夕暮れて 誰の名前も呼ばないと決めた男の話など読む
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横井 信
人の輪にため息ひとつ 足元に戻らぬ時をささやく枯葉
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横井 信
年の瀬のビルの隙間を抜けてゆくやっと終わった寒い一日
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うすべに
つむじ風 落ち葉さそってくるくると 赤に黄色にワルツを踊る
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夕夏
わがくにをしんらいするわけではないのにようきゅうばかりとうぜんと
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夕夏
てーぶるもちゃぶだいにしかみえぬのにうまいものでもくえないはなし
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千草ななせ
「さよなら」はまだ言わないで大丈夫。もう何も求めないし無理させないよ。
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肘P
眠るのを諦めた午前三時過ぎ 画面彩る「元気？」右上がり
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滝川昌之
有隣堂 名刺サイズのカレンダー レジにて挿みもらう年の瀬
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夏深
枯れ葉舞う銀杏並木はあまりにも物語めいて愁う夕暮れ
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源 漫
願はくはうぐひすにわが身をなして人に告ぐべき春のはつこゑ
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恣翁
風寒く 漣ばかり 往来の絶えし堀端 師走に暗し
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夕夏
まいなんばーなんまいだーしんようがないつうしんようがないいえず
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夕夏
しんりんちゃなんてあられもないものねひともまもらずまもらぬくにも
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名鈴
世の乱れ 鎮めらるるは 猛き者 身の病には 危ふき薬か
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