うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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コタロー
北風に素脚晒してランナーは信號待ちの車列追ひ拔く
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寝惚亭奥地新吾
ふるさとに母はいまさず帰る場所無きに戸惑うデラシネの暮れ
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名鈴
思ひ人 恋の心根 推し量り 我をはしたなめ さがなく笑ふ
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まりこ
手洗いでつま先を見る 目から出る水で化粧が落ちたら負けだ
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舞
オリンポス競える者ら走り来るアイヌひとらも駆ける大地に
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林林
縛られていると思っていたものに守られていたと気付くさよなら
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舞
傍らの妻の寝息を聞きながらまた寝入りたるただ安らけく
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び わ
手話習い一月が過ぎ振り返るほとんど無だが違いを感じ
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灰色猫
流星の命の終わり果ててゆく星の願いを叶えてあげて
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灰色猫
女神よりあなたの星に導かれたどり着きたい楽園がある
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灰色猫
天の川銀河のなかの太陽系宇宙のなかの水の惑星
6
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灰色猫
痛みゆく星の叫びが聞こえます木を倒すたび木を植えるたび
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灰色猫
暗くなく明るくもなく淑やかに病んだ心に星はやさしい
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ＫＥＮ
狩人を 哀しく見詰む おほかみの まなこと思ふ 風奧の星
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団右衛門
勇ましや 前々日の オッズ板 意味が分からず なぜ二倍台？
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伝出子
斯く語る 驕りし我が身 見えずんば 人に語らず 鏡に語れ
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伝出子
我がことを 棚に上げつつ 他人にをば 物言うことの 浅ましきこと
2
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伝出子
酒喰らい 言葉に酔いし 安上司 聞きし我らは 冷め冷めにけり
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横井 信
せわしない冬至の朝の影長く歩道に描く今年の歩み
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うすべに
帰り道 愛宕おろしにまるめた背 ほっと息つく町屋のあかり
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