うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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西村 由佳里
吹く風は春の香りと手をつなぎあなたの街へわたしの街へ
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可不可
こんなとき酒や女やめられない夜のクラスター 帝都の癌
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荒野のペンギン
何を見て 何を信じて どう生きる 試されている 弥生三月
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滝川昌之
壁あての一人遊びのボール逸れ拾ってくれた君は友達
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ななかまど
亡き母が手を振りくれし病窓を訪ねてみよう桜さく日に
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鶯子
うぐひすは群れず孤高の歌うたふ群のからすよな追ひそかれを
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可不可
白アスパラ缶づめ開けたらムーミンのニョロニョロみたい マヨネーズかけて
1
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鶯子
これ総て天の意思なり地上より人間のみを除く悪疫
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荒野のペンギン
あぁ桜 こんなに見事に 咲きにけり 見下ろす我等を 見守るように
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斉藤沙魚
溜まり場のスマートフォンは俯いて花は散るごと上向いてゆく
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名鈴
赤ら引く 肌見られては 忍びたる 恋顕れて 面え向かず
6
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舞
新しき春靴おろしいざ会社良きことあると思わせる朝
7
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び わ
恐ろしき自然の不思議知らされる未知の恐怖が人知を散らし
4
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灰色猫
海賊が拿捕を企む水域で 巨大タンカー メッセージボトル粉砕
8
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灰色猫
意地悪をすればするほど好きになる 分かってる 恋しいから する
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灰色猫
博雅の妖しい笛が鳴っている 防災ラジオ ノイズが走る
7
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灰色猫
亡き父の我が家にお客 回覧板 なるほど家長になっていたのか
9
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速魚
曇天も ほんのり花に酔うように 薄桃色へ溶けゆくように
6
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萱斎院
花咲けどつねならば訪ふ人たえて 春のしぐれの色ぞかなしき
9
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詠み人知らず
えぐられて痛み感じる事もない心の隅は壊死したままだ
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