うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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睦和
青し頃 心の蔵が 爆ぜるほど 日毎想うは 君の御姿
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睦和
空眺め 咲きし桜の 花見れば 相似し姿 日の本の旗
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睦和
病みし兄 燻る心 騒ぎ立て 人と成る事 颯に願う
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灰色猫
ゆく冬を惜しむが如く降りしきる桜うつむく牡丹雪かな
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睦和
こんな時 老若男女 仲睦び 祈りを捧げ 願い届ける
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詠み人知らず
春が来た 見えないけれど 温かい 冷え症の 私には嬉しい知らせ
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ガビー
マスクした子らでカーテン閉められて 学舎は眠る新学期まで
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ガビー
帰港した父の土産のローレックス 十九の我の腕には重し
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夕夏
とうげみちくさきふまれてぢはだなりみょうじのいわれはげあたまかな
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名鈴
何故か 厭ふに延ぶる 我が命 愛しき妻子と 死に果てたきに
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舞
お風呂場でタオルしぼりを競いては父の腕にあこがれし頃
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び わ
室内の活花担当まかされる大家の家内吾が腕認め
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灰色猫
子供らが蛇口をひねれば爽やかなカルピスソーダが噴き出す公園
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普徳亭大崇
肺炎で 今は花見の 頃ならで 散るる桜の 涙雨かな
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うすべに
絹の糸 べんがら格子に機の音 地上の星は石畳にも
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横井 信
雨の降る前に散ったか花びらのふわりと落ちるピンクの小道
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原磯絵馬
瞑れひとときとはいえど闇は闇現忘れよ夢手放せよ
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鶯子
わかれゆく我を笑わせむとてわが背子は追いかけ走る長きホームを
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うすべに
雨音のひとつひとつに描く輪の 池のおもてに浮く散り椿
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可不可
私の唇から白い雫 きっとカルピス原液でせう
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