うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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び わ
囲碁帰り東の空に飛行機が夕陽の中に静かに消える
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西手心黒
身を焦がし朝焼けの空踊りたる龍鎮まらずや霜月なれど
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彫出 画
滅びゆく 駅舎のホームに甦る 汽車通学の無邪気な笑顔
1
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西手心黒
靴下も厚くせねばとあかぎれに電気毛布も良し悪しなりと
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彫出 画
背伸びだけ すまいと誓う原稿用紙 自分の言葉稚拙といえども
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秋日好
気の早い黄梅開く銀杏下色味の違い顕わに震う
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夕夏
にほんではひとでぶそくというけれどやみのばいとのいがいのばしょに
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仙人の弟子
白蓮がかつて訪ねた学校で歩いた廊下暮色に染まり
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横井 信
まだ暑い町の路地行く足元に落ちた枯葉のカサコソ踊る
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うすべに
大漁に鳶の見まわる秋まつり 海をわたって届くお囃子
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兎桃
秋深みたわわの酢橘色付けり目敏き鳥に見つからましを
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トウジさん
秋の声閉じたつもりの瘡蓋が幾たび開く君恋しさに
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茶色
野辺山の星降る空の雄大さ自然の美品勝るものなし
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海野 冬雪
チューブ挿し食摂る手術を医師勧め 父のリハビリそのうえ続く
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茶色
北大の銀杏並木が秋色に染まる景色にロマンが香る
4
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呼吸
丹田を鍛えていたよ最近はこの夜じぶん労わっておる
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草木藍
霜月のひと月遅れの衣替え夏日のような日差しのなかで
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呼吸
ひたむきに生きてきたとも思いつつ生き直したい三十七は
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呼吸
夢の郷 かれくさ増えてゆくけれどわたしの帰る ああ 夢の郷
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呼吸
瞑想をコンスタントに行って日々帰りゆくこどものころに
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