うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ななかまど
弱き雨肩に優しき柿の葉の青葉は梅雨の前ぶれを知る
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トウジさん
捩じ切った溜息ならばそこらじゅうアクアマリンの空濁すほど
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へし切
卯の花の散れば惜しみか いもせ鳥 鳴く声聞けば恋ひし妹はも
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音蔵 雅秀
週末を息子と過ごす歓びを 社員旅行に奪われにけり
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音蔵 雅秀
見も知らぬ 他人とやり取り左右さる 如何に思えど 理解を超える
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音蔵 雅秀
待ち受ける 巧みの設計罠コース 風も眈々 ゴルフの試合は
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音蔵 雅秀
瞳の奥に 俺が私が宿ること 怖れ戒め生きむとぞ思う
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音蔵 雅秀
薄雲の まるで矢のごと 細長く 何を狙いて 誰が放ちし
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Aquarius
空軽く色付け易く地震雲変化し易くヘリ墜ち易い
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恣翁
君が背に 眠りかけたる汗の珠 妖しき夜想曲 忍び寄るかも
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よひら
なにゆえか三大疾病諳んじる君の前髪揺れてチューハイ
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舞
晩酌す傍ら妻の新聞を読みめくる音のたり夜は更け
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Aquarius
雨上がり雲一つない夏の空新しい朝体調悪し
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夕夏
ちょうへんのしょうせつなどもいちどきりことわざのごときおくにのこれ
1
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畑中
縁側に精霊バッタとしよりの機嫌伺うごと来をり
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び わ
窓を開け朝の空気を胸いっぱい身体に気合課題をみつめ
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茂作
羊なる蹄の山を見んとせも 雲に頂き隱れ悔しき
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横井 信
公園の遊具のそばで夏草は降り出す雨にやさしく香る
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仙人の弟子
しっとりと あじさいの花 雨化粧 空き家の庭に 彩そえて
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敦希
雨待ちの庭に咲き初むねじばなは 空を案じて螺旋を揺らす
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