うたの一覧
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舞
石狩の流れ瀬音はユーカラのカムイ讃えの古き謡声
6
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桜田 武
上寿司で妻の誕生祝うとき寄る年波に思いは複雑
7
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高松 蓮
ようやっと 支度の済んだ 紫陽花の 化粧も剥げんばかりの朝の陽
6
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桜田 武
菜園の紫陽花枯れて寂し眼の保養となる紫なしの夏
4
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桜田 武
泥棒根性の露組統領返せばよし他組より奪いしものを
2
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畑中
清浄と祠を置くは落ちのびし平家が山を拓きしところ
5
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び わ
クーラーを付けずに氷代用に風が窓から手助けをして
4
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茂作
色變へることも忘れずあるじ無き 家の紫陽花いまさかりなり
15
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恣翁
二片の 薔薇の紅の花弁が散れる 机上の詩集の表紙
12
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うすべに
夕焼けの風に綿毛のきらめきの 月にむかって舞い上がる夏
8
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兎桃
吾が車一日代車に乗りたれば身に馴染むまで暫くかかり
3
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横井 信
庭先で犬もバテてる快晴の梅雨入り前の暑い一日
8
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敦希
下の句が填まらずふた駅歩く帰途 言の葉およぐ日の長い空
13
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滝川昌之
暮れなずみまだ群青になりきれず残る茜に一羽鳥影
17
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痴光山
土手道を飾れるカラスムギ早や老けぬ 雨の季くること つゆ知らず
3
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ななかまど
遠山の入道雲を見ておれば蝉追う童の夏に帰りぬ
12
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へし切
この国に四季折々の景色なく 変わる気候に惑うこの頃
11
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音蔵 雅秀
ウクライナ支援に疲れ 自国民 抗い始め EU混乱
0
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音蔵 雅秀
爆音を響かせ青春 爆走す 愚かさ気づくは まだだいぶ先
3
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音蔵 雅秀
スズメらにムクにヒヨドリ 時にモズ カラスまでもが鳴き混じる午后
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