うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
千葉 甫
思いから出て来るたびに昨日から降り続いている雨音を聞く
4
もっと見る
-
詠み人知らず
五年半 飽きることなく 見つめてた 君の横顔 優しくなったね
7
もっと見る
-
へし切
じわじわと頭に響く痛みかな我慢の一日は臥して暮れゆく
14
もっと見る
-
音弥
二、三匹猫が要るなら任せろや送ってやろう着払い伝票で
10
もっと見る
-
橘
飼い主さん募集の記事に揺らめいて踏みとどまりてインコ愛撫する
8
もっと見る
-
千映２
息子の禁煙直接言えず孫頼み自分で言いなと切り返される
9
もっと見る
-
名鈴
人の居ぬ 家は荒ぶらし 心有る 主に縁付け 浅茅生の宿
16
もっと見る
-
名鈴
木も石も 据ゑられしまま 絵に写し 親里偲ぶ 縁にこそすれ
11
もっと見る
-
名鈴
世の春と 木末の花を 見上げては 嬉しび祝かむ 土下の根も
9
もっと見る
-
恣翁
色白き女の黒髪に 挿頭したる八重の山吹 黄こそ貴なれ
18
もっと見る
-
葛城
雜草は逞しかりし引けど拔けど主賓抑へて壓勝の態
8
もっと見る
-
音弥
満天の星を見ながら寝落ちするエアーベッドに大の字のまま
12
もっと見る
-
桃山
傷を負い痛む心のままいれば察するか側でじっと見上げる
7
もっと見る
-
詠み人知らず
曇り空 肌に刺さる すきま風 静かに冷える 春の逃走
4
もっと見る
-
シダ
あやまりをあやまりたしとあやまりしそのこころにぞあやまりのある
3
もっと見る
-
び わ
陽は昇る元気ですかと気遣いて無理をしないで気力を保ち
5
もっと見る
-
舞
寝る妻の背に手をおけば長いこと慣れ親しんだ優し温もり
10
もっと見る
-
横井 信
街へ行く列車は少し混み合って四月の朝のひかりを浴びる
13
もっと見る
-
千映２
散る花にはしゃぐ児の声響くときカンフル剤かコロナ禍の中
6
もっと見る
-
千映２
管一本付けたる母に感謝状手を握りての最期のことば
9
もっと見る
